今回より負債勘定についてお話しします。第一回目は「仕入債務」です。仕入債務は、支払手形・買掛金・裏書譲渡手形が該当しますが、与信審査を行う上で重要なので注意しましょう。
仕入債務の金額に関して、売上債権対比、売上原価対比、仕入債務回転期間等を分析し、異常値が無いかを確認して下さい。異常値がある場合には、融通手形や簿外債務の存在、仕入先からの手形ジャンプ等支払猶予の可能性がありますので、注意して下さい。特に、売上原価と仕入債務の関係で、売上原価の伸び率以上に仕入債務が増えている場合、売上原価が減少しているにも拘わらず、仕入債務が増えている場合には要注意です。
与信管理/主要な勘定科目における注意点、次回は「仕入債務回転期間」についてお話しします。