与信管理/主要な勘定科目における注意点【第一回】(現金・預金)
勘定科目に異常値(異常な推移)を発見した場合には、直接取引先に理由を聴取し、納得できる回答を得ることが重要です。特に、当社の抱える債権リスクが大きいときには、税務申告書の取り付け等を行い、更に内容を精査することによって、当社の損失を未然に防止し、あるいはミニマイズすることを心がけなければなりません。
それでは、主要勘定科目における注意点等をお話しますが、第一回目は「現金・預金」勘定についてお話します。
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勘定科目に異常値(異常な推移)を発見した場合には、直接取引先に理由を聴取し、納得できる回答を得ることが重要です。特に、当社の抱える債権リスクが大きいときには、税務申告書の取り付け等を行い、更に内容を精査することによって、当社の損失を未然に防止し、あるいはミニマイズすることを心がけなければなりません。
それでは、主要勘定科目における注意点等をお話しますが、第一回目は「現金・預金」勘定についてお話します。
拘束性預金とは、基本的には、金融機関より自由に引き出すことができない預金のことを言い、歩積み預金や両建て預金、担保預金などの総称で呼ばれています。
では、何故金融機関が預金を拘束するのでしょうか?
理由は二つあります。一つ目は、金融機関の貸出債権の保全を図るためです。貸出先が倒産状態となった場合に貸出金を回収する手段として拘束性預金を確保します。回収方法としては、貸出金と相殺するのが通常ですが、貸出金に直接充当ができることから、金融機関にとっては確実な債権回収手段となります。
二つ目は、金融機関の実質金利を上げるためです。しかし、最近は実質金利を上げるよりも、貸出債権の保全を目的とした拘束性預金の取り付けが多いように思います。
与信管理/主要な勘定科目における注意点、次回は「売上債権」についてお話します。